看護師の職業病としてありがちなのが、腰痛です。看護師は立ちっぱなしの仕事ですし、患者をベッドから車椅子やストレッチャーへ移乗させる業務もあり、腰に負担がかかりやすいのです。
ベッドの位置関係から体をひねるなどの無理な体勢を取らなければならない場合もあるでしょう。このような仕事を続けた結果、腰痛を起こしてしまう看護師は少なくありません。
腰痛の予防のためには、中腰や前屈みといった足腰へ負担がかかりやすい体勢を避けるようにするのがポイントになります。
ストレッチを行ったり、マッサージを受けたりするのも良いでしょう。もし、腰痛の症状が重くて悩んでいるのなら、力仕事が少ない診療科に移るなど、仕事を変えることで楽になる場合があります。
手荒れも看護師によく見られる職業病です。清潔感が求められる仕事なので、手洗いは頻繁に行いますが、その結果ささくれやひび割れなどの手荒れに悩んでしまう看護師が多くいます。
看護師は夜勤があるので生活が不規則になりやすく、睡眠不足により肌のバリア機能が落ちてしまうことも、手荒れの原因です。
手荒れを予防するためには、肌の乾燥を防ぐのが大切です。ハンドクリームをしっかり塗ることで、肌の水分を保ちやすくなります。
生活リズムを整え、眠れる時に十分な睡眠をとるのも重要です。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌の新陳代謝が活発になります。
肌荒れができた後にも効果的なので、睡眠は大切にしましょう。たんぱく質やビタミン類などの栄養素を摂るのも有効なので、バランスの良い食事を心がけるのもポイントです。
そのほかの看護師の職業病もCHECKしてみてください→☆☆あるある!看護師の愉快な日常☆☆